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ジョン・ウッド(John Wood、1812年 - 1871年11月14日)は、スコットランド人のイギリス海軍士官、サーベイヤー(測量士)、地図作成者、探検家であり、おもに中央アジアの探険で知られている。 ウッドは、スコットランドのパースに生まれた。パース・アカデミー (Perth Academy) で学んだ後、イギリス領インド海軍 (British Indian Navy) に加わり、すぐさま測量に関して才能を発揮するようになった。ウッドが編纂にあたった南アジア各地の地図の多くは、その後も19世紀を通して標準的な地図としての地位を保ち続けた。 1835年、22歳のとき、ウッドはインダス川を初めて遡行した蒸気船の指揮を執り、その遡行の行程で沿岸部の測量を行なった。4年後、中央アジアを探険する探検隊を率いていたウッドは、オクソス川という名で知られていたアムダリヤ川の源流のひとつを発見した。王立地理学会は、ウッドの業績を認め、1841年に金メダル(パトロンズ・メダル)を授与した。 中央アジアへの探険の後、ウッドはニュージーランドのウェリントンで1年を過ごし、その後インドに戻って、北インドのシンド(現在は、パキスタンの一部)に定住した。1871年、ウッドはイギリスへの帰国を決意し、帰国前の最後の旅行としてパンジャーブのシムラー(現在は、インド・ヒマーチャル・プラデーシュ州の州都)へ赴いたが、同地で病に倒れた。ウッドは病身を押して船便で帰国したが、帰国から2週間後の11月14日に死去した。 == 著書 == * ''Narrative of a Journey to the Source of the River Oxus'', London: John Murray, 1841. * ''Twelve Months in Wellington'', London: Pelham Richardson, 1843. 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジョン・ウッド (探検家)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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